京都市中京区の歯科・歯医者|あきデンタルクリニック|子供の歯の生え変わり 1 (小児歯科情報)

子供の歯の生え変わり 1 (小児歯科情報)

京都市の皆さま、こんにちは!あきデンタルクリニックです。
4月になり、お子様がいらっしゃるご家庭では幼稚園や小学校、新入学シーズンかと思います。
お子様の成長を実感できる季節ですが、成長は身体だけでなく「歯」についてもいえることです。

京都市中京区の歯科・歯医者あきデンタルクリニックの小児歯科イラスト子供の歯は、身体の成長とともに顎も成長していき大体6歳頃から12歳頃にかけて生え変わっていきます。その生え変わり時期に、「乳歯は抜けたのに、永久歯が生えてこない」や「乳歯の裏から永久歯が生えてきた」等、心配になることはないでしょうか?
そこで、歯の生え変わり時期について数回に分けて解説していきたいと思います。

生え変わる仕組み京都市中京区の歯科・歯医者あきデンタルクリニックの小児歯科イラスト
永久歯は、乳歯の下で時間をかけて成長しています。生え変わり時期までには永久歯の歯冠部が出来上がり、歯の根の部分が作られ始めます。
永久歯の根の部分が作られ始めるのと同時に乳歯の根を溶かす細胞が出てきて永久歯の上にある乳歯は少しずつ根の部分が無くなっていきます。
乳歯の根が溶けて無くなっていくと、歯がグラグラと動くようになり抜け落ち、そこから永久歯が出てきます。

乳歯が抜けたけど永久歯が生えてこない
原因はいくつか考えられるのですが、主な原因は乳歯が抜ける時期と永久歯が育ち、生えてくる時期がずれていることです。この場合、様子を見ているうちに自然と生えてくることがほとんどです。心配になって受診する必要はなく、3か月程経過を見てみましょう。

しかし、受診が必要なケースも存在します。一つは生えてくるのに邪魔なものがあって生えてこられない場合です。これは過剰歯といって本来必要のない歯が邪魔をしている場合が多いです。このときは、過剰歯を除去することによって永久歯は正常に生えてきます。

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