京都市中京区の歯科・歯医者|あきデンタルクリニック|子供の歯の生え変わり2(小児歯科情報)

子供の歯の生え変わり2(小児歯科情報)

京都市の皆さま、こんにちは!あきデンタルクリニックです。
前回は乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこないことについて解説いたしました。
今回はそれとは逆で、乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてきてしまったときについて解説いたします。

永久歯が乳歯の内側に生えてきてしまった京都市中京区の歯科・歯医者あきデンタルクリニックの小児歯科写真
乳歯がまだ抜けていないのに永久歯がその内側に生えてきてしまうことがあります。下の前歯ではこの状態になることが多いです。永久歯が生える位置に影響がでるのではないかと心配になり受診してくる方もいらっしゃいます。
しかし、乳歯が抜ける前に永久歯が生えてきて重なってしまう状態も珍しいことではありません。大抵は、様子を見ているうちに乳歯が抜け落ち、自然と永久歯は正常な位置に入っていきます。

気を付けなければいけない場合
永久歯が内側に生えてきた状態の時、多くの場合は乳歯がぐらぐらしており、もうすぐ抜ける状態になっています。しかし、まれに永久歯が生えてきているのに乳歯がぐらついておらず、抜ける状態でないことがあります。この場合は、乳歯の抜歯が必要になる可能性がありますので受診してください。
他にも受診したほうがよいケースがあります。内側に生えた永久歯が、乳歯が抜けた後でも正常な位置に移動してこない場合です。通常は乳歯が抜けた後に、少しずつ移動していき正しい位置にきます。しかし、乳歯が抜けた後に永久歯が移動しない場合、歯列矯正が必要な可能性があります。顎の成長にともなって正常な位置に移動することもありますので、受診時にご相談してください。

生え変わりは、様子をみることで自然と正常な位置まで移動することがほとんどですが、永久歯が生えているのに乳歯がぐらついていない、乳歯が抜けたのに永久歯が正しい位置にこない、これらの場合は受診してください。
適切な処置を行うことで、正しい歯並びに戻すことが出来ます。お子様の歯の様子をチェックして、状況を把握することが大切です。

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