京都市中京区にある歯科・歯医者|あきデンタルクリニック|インプラント
インプラント
インプラントは一般的な治療になっています。
インプラントは自由診療ですから一般的な治療ではありませんが、治療の成功率・治療の難易度・治療後の満足度の高さから一般的な治療になっています。
2005年行われたアンケート結果(九州インプラント研究会による)では、患者さんの98%が治療に満足しているとの報告がありますが、その反面、2012年に、日本顎顔面インプラント学会が、79の本学会認定施設にアンケート調査用紙を配布し、74施設から回答を得ることができ、重篤なトラブルが3年間で421件(2009年度:158件、2010年度:127件、2011年度:136件)発生したとの報告(※による)もあり、治療を受ける患者さんはその現状を正しく理解しておく必要があります。
※日本顎顔面インプラント学会の報告
インプラントの生着率は95%以上です
インプラントの生着率とは、術後5年、7年経過した時に治療したインプラントが抜けずに活躍している状態を言います。インプラント手術がうまく行っても患者様がメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎(自己の歯では歯周病)などを発症し良好な状態が維持できません。
インプラントはメンテナンスがとても重要なのです
インプラント埋入後メンテナンスを怠る事は出来ません。インプラントは自分の歯と違いますので、神経も存在しませんし、血液も流れておらず痛みを感じる事もありません。日々の中で歯みがきしない等のメンテナンスを怠りますと、インプラント周囲炎(歯周病)などが発症し、最悪の場合インプラントが脱落することもあります。
埋入したインプラントの本数にもよりますが、埋入後1カ月に1回、2カ月に1回 ~、一番長い患者様でも6カ月に1回はメンテナンスに来院して頂きます。
ごみの掃除や付着している細菌(一般の歯での歯石)を除去するなどのケアを行います。このケアを行う事でインプラントの生着率は上がり長く健康な食生活を送る事が可能です。
インプラントにおいても予防が大切な訳です。
インプラント治療について
インプラント手術は、1回法(フラップ手術)・2回法(フラップ手術)・無切開無痛手術(フラップレス)がありますが、当院では症例に応じてどちらも行っていますが感染リスクがより少ない2回法(フラップ手術)をお勧めしております。
フラップ手術
骨を視覚的に見て行う昔から行われている一般的なインプラント手術法ですが、2回法では手術を2回行いますので、治療期間が長くなり患者様に掛ける負担が大きいと言えます。
フラップレス手術
手術侵襲が圧倒的に少ない方法です。
切開しないので腫れも痛みも殆どありませんが、手術を行うには高度な技術と経験が必要とされ、骨の状態が悪い場合は行えないことがあります。