京都市の皆さま、こんにちは！あきデンタルクリニックです。
いきなりですが、11月8日は何の日か皆さまはご存知でしょうか？ →→ 答えは「いい歯の日」です。
日本歯科医師会は1989年より「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」を積極的に推進しています。その 「8020運動」推進の一環として国民への歯科保健啓発の強化を目的とし、1993年に11月8日を「い（1）い（1）歯（8）」の語呂合わせで設定しました。
また毎年、「笑顔の大切さ」を伝えるための「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」を開催し、＜著名人部門＞で、全国の日本歯科医師会会員の投票により、その年最も笑顔の素敵な男女を１名ずつ選出しています。
ちなみに2016年は女性の部「三宅宏実さん」（ウエイトリフティング選手）、男性の部「松坂桃李さん」（俳優）が受賞されました。ちなみに2017年受賞者は11月8日に「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」ホームページで発表されます。
前置きが長くなりましたが本日は「8020運動」について、ご案内いたします。
80歳を迎えても、自分の歯を20本残して、健康で良く噛める人生をおくることを目標に推進されています。
日本人の80歳での平均本数は5～7本と言われています。しかし予防歯科先進国であるスウェーデンでは80歳で20本をすでに達成しており、アメリカ、オーストラリア、オランダでも15本以上と言われています。
日本では虫歯や歯周病など、歯にトラブルがあった時にしか歯医者に行かない、という意識が根付いており、結果として先の優良の諸国に比べ、予防歯科の意識が薄くなっています。
健康や長寿に対しての意識が高い方は多くみられますが、予防歯科でお口の健康を守る事も健康長寿のためには大きな要素であることをぜひ認識してください。
近年では「8020運動」による予防歯科の啓発もあり、運動開始当初は7％程度だった達成率が2016年の厚生労働省の調査によると、75歳～84歳の8020達成率は51.2％にまで伸びてきています。
予防歯科に対する意識も向上してきています。いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも定期的にかかりつけの歯科医院に行き、口の中の健康を保ちましょう。