京都市の皆さま、こんにちは!あきデンタルクリニックです。
これから夏本番をむかえ、汗をたくさんかく季節がやってきます。
気を付けたい熱中症対策として、水分やミネラルの補給は欠かせなくなります。
そういった場合によく利用されるのがスポーツドリンクです。
しかし、スポーツドリンクの成分表示を見ると「高果糖液糖」や「果糖ブドウ糖液糖」などと書かれている通り、かなり多くの糖分が含まれているのをご存知ですか?
飲み物の糖分でもむし歯になるの?
食べ物や飲み物に含まれる糖分が虫歯を引き起こすわけではありません。
むし歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)です。歯垢には歯周病菌をはじめとした歯に悪影響をあたえる細菌がたくさん存在しています。糖分はそれらの細菌が活動する栄養源となります。
熱中症にはこまめに水分補給することは大切です。しかし糖分を含む飲食の回数が増えるということは、むし歯や歯周病のリスクを高めてしまいます。
子どもの水分補給にも注意してください
これからの季節、特に気を配っていただきたいのが、部活動の練習中にスポーツドリンクを飲む機会が多いお子様です。乳歯から永久歯へ生え変わる時期や、生えて間もない永久歯はまだ歯の質が弱く、大人よりもむし歯になりやすいことがわかっています。
子どものうちは自分で飲む回数の制限ができなかったり、口腔内のケアが難しいので、大人が注意してあげる必要があります。運動の合間の水分補給だけでなく、暑い夏の水分補給にスポーツドリンクを飲む場合も気をつけましょう。当院では2~3歳に利用できる母子手帳のフッ素塗布1回無料券の利用も可能です。
もちろん永久歯が生え揃ってきたら、高濃度のフッ素を塗ってもらい、歯の質を強化しておくのも忘れずに。