京都市のみなさま、こんにちは!
前回は歯周病の予防についてお伝えしましたが、今回は歯周病の症状の度合についてお伝えしたいと思います。
歯周病の症状と度合
歯周病は大きく分けて歯肉炎と歯周炎に分けられ、「歯肉炎」から「歯周炎」へと進行していきます。
◆歯肉炎
歯周病の初期段階の状態で、歯肉に炎症が出来ている状態です。歯茎に腫れや出血が見られます。
◆歯周炎
歯肉だけでなく、歯槽骨などの歯周組織にまで炎症が及び、歯槽骨などが破壊されてしまった状態です。歯茎の後退(歯が長く見える)や歯のぐらつきが見られます。
歯周炎がこのまま進行すると最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周炎が重度まで進行してしまうと治療が非常に困難になってしまい、完全に治すことができない可能性もあります。
軽度の歯周病
歯肉炎のような軽度の歯周病の治療は歯科でレントゲン撮影を行い、歯周ポケットの深さを測定して診断します。
初期段階では歯周ポケットはあまり深くない場合が多いので、歯垢や歯石を除去し、ブラッシングのチェックを行います。自分の磨きにくい場所を把握し、その場所を十分にブラッシングすることにより、症状が改善されることが多いです。
中度~重度の歯周病については次回ご案内いたします。