京都市のみなさま こんにちは！
本日はむし歯の進行具合について、ご案内いたします。
前回のブログでは虫歯の発生条件などご案内いたしました。（おさらい：むし歯の原因菌のミュータンス菌が歯垢（プラーク）で繁殖して、酸をつくって歯の成分のカルシウムやリンを溶かすとむし歯になります。）
みなさんも小学生のころ、学校の歯科検診で校医の先生が「C1、C3」と暗号のようなものを発生されていたご記憶がございませんか？
これはむし歯の進行具合を示すもので、むし歯は、進み具合によってＣ１～Ｃ４の４段階に分かれています。
Ｃ１
歯の表面部分、エナメル質とよばれる箇所にに穴があいた状態です。
痛みを感じる事は、まだほとんどなく、この状態で気付けば、痛みが少なく治療できます。
Ｃ２
エナメル質の下の象牙質とよばれる箇所まで進んだ状態です。
甘い物や冷たい物を食べると痛むことがあります。まだこの状態で気付けば、比較的早く治療が終わります。
Ｃ３
本格的に虫歯が進行しています。歯の神経（歯髄）にまで進んだ状態です。
むし歯の穴も大きく、強い痛みがあります。
型を取って かぶせ物を作るので、治療期間が長くなります。
Ｃ４
歯肉の上にある歯のほとんどが壊れて、根っこだけ残った状態です。
歯を抜かなければならないことも検討しないといけません。治療期間も長くなります。
むし歯はとにかく、早期発見、早期治療です！早く治せばそれだけ歯を長持ちさせられますので、少しでも気になったら、歯科で早めに受診しましょう。